あっさり改善できました!
iPhoneSEの第2世代を購入してから早2週間。
最近なぜか「iPhoneが異様に発熱する」んです。熱くて持っていられないくらい…。
発熱の原因をネットで調べてみると「バッテリーが劣化している」と出てきたので、バッテリーの最大容量を確認してみると「98%」と…。
え!買って2週間なのにもう98%なの…?
発熱もすごいし、バッテリー最大容量もすでに98%まで下がっているし…心配になって、Appleに問い合わせをしてみました。
すると、ネットにはひとつも出てこなかった意外なものが原因だったんです。
バッテリー最大容量は「設定→バッテリー→バッテリーの状態」で確認できます
この記事では、Appleからいただいた回答をもとに
- iPhoneが発熱するときに考えられる原因
- iPhoneが発熱したときの対処法
- iPhoneが発熱しないようにする予防法
をまとめました。
ぜひ参考にしてみてください!
iPhoneから発熱があったときはどうする?
iPhoneが熱いという現象は、iPhoneを動かす【頭脳】である「CPU(中央処理装置)」が頑張りすぎちゃっているときに起こりやすいそうです。
iPhoneには冷却装置がないので、内部に熱を溜め込まないよう自ら熱を外へ放出しているんですが、「CPU」への負担が大きすぎると、放熱<稼働の状態になり、「熱い…」と感じるほどの熱が生まれてしまうんですって。
人間も休まず働いたら発熱しますから、おんなじですね…
ただ、Appleサポートいわく「本体から常に放熱しているので、起動中に多少の発熱があることは仕方がないこと」だそう。
しかし!私のように「触れないほど熱い」場合は、何か問題が発生している可能性が高いので、当記事を見て参考にしてくださいね。
iPhoneが発熱するときに考えられる原因
iPhoneが発熱するときに考えられる原因は、
- バッテリーの劣化・本体機能の破損、といった機能的原因
- iOSアップデートの有無・他社製Appの使用、といったシステム的原因
の2種類に分けられます。
機能的原因は自分では調べられないので、Appleサポート(チャットでOK)に問い合わせをして、自分のiPhoneのデータを共有することで、Appleに直接iPhoneの状態をチェックしてもらうことができます。やり方は、
- Appleサポート(チャット)に問い合わせ
- 「設定→プライバシー→解析及び改善」でデータを共有
- 2~3分で確認が完了・結果を伝えてもらう
この時点でバッテリーなどの機能に問題が見つかれば、交換等の手続きを進めていきます。
チャットで行なえば、待ち時間も少ないうえ、細かい質問にもたくさん答えてもらえるのでおすすめですよ~!
機能的原因の方で問題がなければ、システム的原因が考えられます。まさに私のiPhoneの発熱原因が「システム的原因」だったんですよ…。
ズバリ原因は「アップデートをしていないから」でした。
古いOSなのに「最先端の動きをしよう」とiPhoneが必死に働いていたみたい…。ごめんね。折れかけのバットで打席に立って、160キロの球を打ち返していたようなもんですよね?!
「過労」により、本体は新品にも関わらず発熱してしまっていたようです。アップデートを完了すると、動きもサクサクになりましたし、過度な発熱がなくなりました。よかった~。
ちなみに他社製のAppをインストールして使用している場合などにも、障害が起きてiPhoneが過労状態になることがあるそうです。純正以外はインストールしないのが吉ですね。
iPhoneが発熱したときの対処法
iPhoneが発熱したときの対処法は、カバーを外して冷やすしかありません…!
ただ、氷などで一気に冷やすとiPhoneの内部に結露ができてしまって故障の原因になりうるので、扇風機で風を送るなどしてゆっくり冷やすのがおすすめです。
iPhoneは過度な高温・低温に弱いので、冷やすときは十分注意してくださいねっ!
iPhoneが発熱しないようにする予防法
iPhoneが発熱しないようにする予防法は、先ほどご紹介した「発熱原因になる行為をしないこと」なんですが、バッテリーの破損などによる機械的原因は、正直自分ではどうしようもないですよね…。
ということで、予防法はシステム的原因になりうる行為をしないこと、です。
- アップデートを忘れずにすること
- 他社製のAppを使用しないこと
そのほかには
- 重すぎるアプリを長時間使用しない
- キャッシュ(閲覧履歴など)を定期的に削除する
- 充電をしながら長時間使用しない
- 直射日光が当たる場所で長時間使用しない
以上のことも発熱の原因になるので、気になる場合は控えた方が吉です。
あまりにも高温になるとシャットダウンしてしまい「高温注意」の画面になることも…。さらに熱くなると、実は発火の危険性もあるそうです。「熱くなってきたな…」と思ったら「過労状態」なのでiPhoneをいたわり、休ませてあげましょう。
iPhoneが発熱するほど長時間ということは、ご自身も疲れているはずなので休憩をはさみましょ~♪
【おまけ】バッテリーを長持ちさせる方法
iPhoneSE2が購入後2週間でバッテリー最大容量98%に減ってしまったことに関して、Appleサポートの方は「利用環境・利用状況によって異なるので何とも言えない…」ということでした。チーン。
そこで、バッテリーを長持ちさせる方法を聞いてみました!
バッテリーの劣化は、単に時間の経過だけではなく、充電サイクルの回数や手入れの仕方など、さまざまな要因が含まれるそうです。
毎日の使い方を少しだけ工夫すれば、日々の充電も減りにくくなり、結果的にバッテリーの耐用年数を延ばすことにつながる、とのことでした。
バッテリーを長持ちさせるためにできる、毎日の工夫は
- 常に最新のiOSにアップデートしておく
- 画面の明るさを落とす
- 可能な限りWi-Fiを使う
- 低電力モードを有効にする
- アプリのバックグラウンド更新の許可をオフにする(設定→一般→Appのバックグラウンド更新→オフ)
など。
バッテリー残量を減らさないように工夫することが、結果的に充電回数を減らしてバッテリーへの負担も軽減できる、ということですね。
じゃあ充電することはやっぱりバッテリーに負担なのか…
と感じた私は、ネットにあふれる「過充電はバッテリー劣化の原因になるのか」という点についても問い合わせをしてみました。これに関しては「原因になるとは言い切れない」そうなんですが、
- 必ず純正の充電器を使用して
- 100%までは充電しない
ことで、バッテリーの劣化を多少防ぐことができるそうです。
寝るときに充電して、そのまま朝までつけっぱなし…なんてことも多いですが「何とも言えない」とはいえ、やらない方が負担にはならなさそうです。
【まとめ】iPhoneが熱いときの解決法
この記事では、【Apple回答】買ったばかりのiPhoneSE2から発熱…原因・対策・予防策は?【実体験】をお届けしました。
発熱があることで「バッテリーが原因だな…」と勘違いして真っ先にバッテリー交換をしちゃう人も多いそうですが、まずは機能的原因とシステム的原因の両面から、Appleサポートを通じて確認してみることが解決への近道になります。
Appleサポートのチャットシステムは、ほとんど待ち時間なくチャットで問い合わせができるので、ほかにも心配事がある場合はぜひ以下から問い合わせをしてみてくださいね。
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