無職こそ【確定申告】するべき!申告しないと損する3つの理由・やり方【ニートの実体験レポ】

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ニィニ

やらないと損します!

現在失業中で「所得がないから、確定申告は必要ない」と考えている方はいらっしゃいませんか?

実は無職でも、確定申告するべきなんです…!

この記事では、

  • 無職でも確定申告しないと損する3つの理由
  • 無職の確定申告のやり方

をわかりやすくお届けします。

ニィニ

実際に昨年1年間無職だった筆者は、確定申告をして「○万円」還付される予定です…!

めんどうなことはひとつもないので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

無職でも確定申告しないと損する3つの理由

ニィニ

さっそく本題に入ります~!

当記事に登場する単語を、あらかじめ簡単にご説明しておきますね。「わかるよ~」という方は飛ばしちゃってください。

1年間の所得にかかる税金を計算して支払う手続きのこと!(細かく言うと、1年間の所得を税務署に申告して、その所得にかかる税金(所得税と復興特別所得税)を納税する手続きのこと)

1.確定申告すれば、払い過ぎた今年の所得税(源泉徴収)が返ってくる!

※今年=2020年度(令和2年度)のことです~!
ニィニ

私が「無職だけど確定申告してよかった…」と感じた、1番大きな理由がこちらです。

「1月1日~12月31日の1年間で働いている期間が1日もない無職は、そもそも所得がないので還付(返金)される所得税もない」というのは間違いじゃないんですが、落とし穴があるんです。それは…

「12月末で退職している場合は、12月分の給与が1月に入るので、1月に給与所得がある」ということ。

私の場合は2019年12月末で退職しているので、2020年1月に12月分の給与が入っています。つまり令和2年度にも「1か月分」の給与所得があったんです。

もちろん所得なのでたとえ1か月分でも「源泉徴収」されていますから、簡単にいうと

「年収これくらいだろうから、1か月分の所得税として、これだけ天引きしておくよ!」と天引きされていた所得税が「あれ?年収が1か月分しかないなら、この所得税はもらいすぎだから、返すよ!」という事態が起こるんです。

しかも「1年間の給与が103万円以下であれば、所得税はかからない」という決まりがあるので、「103万円以下の給与しかない場合は、事前に収めていた所得税(源泉徴収)は全額還付(返金)される」んです…!

ニィニ

全額です。

年収が数百万あった会社員の時ですら、年末調整すれば忘れた頃に所得税の還付がありましたよね?なので、年の後半に辞めていて収入が103万円を超えている方でも、いま無職なら絶対に確定申告はすべきです!少しでも必ず返ってきます!

ニィニ

ね、やらなきゃ損でしょ???

まとめると、

  • 2020年のどこかで退職して、現在無職の人
  • 2020年以降まったく働いてないけど、1月1日~12月31日の間に給与の振り込みがあった人

は、必ず所得税の還付があるので、確定申告をしてくださいね。

なぜ103万円なの?

103万円とは、基礎控除の48万円と給与所得控除の最低金額の55万円を足した合計の金額。収入があっても103万円までは「控除」として差し引かれるので、103万円以下の収入なら「所得ゼロ」すなわち所得税もゼロ、ということ。個人事業主の場合は給与ではないので「基礎控除」の48万円のみが適用されます。

2.確定申告すれば、来年の住民税が安くなる!

来年=2021年度(令和3年度)のことです~!

住民税は、所得額に関係なく課税される「均等割」と所得額で決まる「所得割」で構成されています。

自治体によって条件は多少異なりますが「均等割」も「所得割」も一定所得以下であれば非課税になるので、確定申告をすれば住民税が安くなる…所得額によってはゼロになる可能性もあります。

また、住民税は今年の所得ではなく、前年の所得に対してかかります。

来年就職するとしても、今年無職の場合は「今年は収入が全くなかったよ!」と確定申告をしなければ「この人は確定申告していないから所得が不明」と判断され、来年余計な税金を支払わなくてはいけなくなる可能性があるんです…。

ニィニ

やらないわけにいきませんよね…

2020年度に1月分の給与所得しかなかった私は、住民税もゼロになりそう!昨年は高すぎる住民税をヒーヒー言いながら支払ったので「やっと終わった感」がすごいです…。

3.確定申告すれば、来年の国民健康保険料が安くなる!

来年=2021年度(令和3年度)のことです~!

住民税と同じく「国民健康保険料」前年の所得によって決まります。

国民健康保険料は、

  • 医療分
  • 支援分
  • 介護分(40~64歳が負担)

の3つから構成されていて、さらにそれぞれが

  • 所得割
  • 均等割
  • 平等割

で成り立っています。(平等割は地域によって負担の有無があります)

つまり20代で所得がない無職の場合は、この「所得割」がゼロになるので、

  • 医療分(均等割・平等割)
  • 支援分(均等割・平等割)

のみ負担することになります。

ニィニ

所得税や住民税と違って「収入ゼロなら払う必要がない」というわけにはいかないのが「国民健康保険料」です…

ただ、国民健康保険料は収入に応じて減免制度があるので、収入が一定以下の場合は最大で7割減免されます。

さらに今はコロナの影響で支払いが免除される制度ができています。実体験を踏まえてレポしているので、詳しくはこちらの記事でご確認ください。

以上のことから、無職でも「収入がゼロだった」と確定申告しなければ、国民健康保険料の「所得割」が発生して余計に高くなってしまう恐れがあるので、絶対に確定申告をすべきです!

超簡単!無職の確定申告のやり方

今年の確定申告は2月16日~4月15日と期間に余裕があるとはいえ、慣れない作業は早めに済ませておくのがおすすめです!

無職の場合、記入する項目が少ないのでやり方はとっても簡単。

  1. 国税庁のHPから「確定申告の作成はこちら」をクリック
  2. 「作成開始」をクリック
  3. 3種類から提出方法を決めてクリック(私は印刷提出にしました!)
  4. 「利用規約に同意」をクリック
  5. 「令和2年度分の申告書等の作成」のうち「所得税」をクリック
  6. 給与所得があった場合は源泉徴収票を見ながら数字を入力、まったく収入がなかった場合は「0円」と記入して作成
  7. 所得があった人は生命保険・年金などの控除項目も入力
  8. 還付金振り込みの口座番号を記入
  9. 印刷して捺印
  10. マイナンバーカードか運転免許のコピーを添付、控除項目がある場合は控除証明書も同封して郵送

生命保険料などの控除に関してですが、私のように1年で103万円以下の収入しかない人は納めた所得税が全額戻るので、生命保険料控除を入力しても「それ以上戻るものがない」ので意味がないんです。

税務署に確認しても「103万円以下の人は源泉徴収全額戻るんだから、控除項目入力しても意味ない。入力しなくていいよ」と言われました…!

また、所得がまったくなく納めた所得税がゼロという人も「戻るものがない」ですよね。生命保険料を支払っていたとしても控除によって戻るお金がないので、入力しても意味なしです。

ニィニ

つまり無職の場合は「確定申告の入力項目がほぼない」のでの、あっという間に終わっちゃうんです。

【まとめ】無職でも確定申告しないと、所得税・住民税・国民健康保険料が高くなってしまう!

この記事では、無職こそ【確定申告】するべき!申告しないと損する3つの理由【ニートの実体験レポ】をお届けしました。

「確定申告」と聞くと身構えちゃいますが、無職の場合は入力項目も少なく一瞬で終わっちゃいます。

来年の税金と保険料のためにも、めんどくさがらずやってみてくださいね。

ニィニ

少しでも参考になればうれしいです~!

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