「自分に似合う色」って、ほ~~んと気になりますよね。
私は昨年、初めてプロのパーソナルカラー診断を受けたんですが、診断結果が自分の予想と真逆でした。真逆です。かすりもしなかったwwwwwwwこれくらい草生えました。ほんとにw
「セルフ診断」もしていたし、自信持っていたのに。おかげでコスメも、洋服も買い替えるはめに…。
でもね、身に着ける色を変えてみてわかったんです。顔色がよく見えるし、きれいになったような気がする。
「似合う」って、こういうことなんだ…!
「早くやればよかったぁぁ~~~」って大後悔。
もしこれを見て「セルフ診断」している人がいたら、今すぐプロ診断を受けてほしい。切実に。
「セルフ診断」は正直、当たらないと思います。アプリのシステム、写真の映り方で大きく左右されますし、何より「こうだったらいいな」っていう自分の理想が入ってるような気がして。
「セルフ診断」を信じて、洋服やコスメを集めまくっていた私は、お金を捨てていただけじゃなくて、「似合わない色を身に着けた、さえない自分」を生んでしまいました。当時の写真は見返したくない。まじで無駄な時間だったよ…。
この記事では、
- パーソナルカラーってなに?
- 診断って何をするの?時間は?金額は?
- 色を変えたら、ここまで印象が変わった
(写真で解説)
をご紹介していきます。知識のある方は、目次から③へジャンプしてくださいね。
パーソナルカラー診断って?
パーソナルカラー診断とは、簡単にいうと「自分に似合う色を導き出す診断」のことです。
- 素肌の色
- 瞳の色
- 地毛の色
- 地毛の質感
主にこれらの要素から診断されます。
「肌が黄色っぽいからイエベ」「青白いからブルべ」というイメージを持っている方もいますが、それだけでは決められません。どんなに色白でもイエベはいて、肌を焼きまくっていてもブルべはいるんです。これは自分じゃ判断できないですよね…。
パーソナルカラーは、春夏秋冬の4種類で分けられます。
- イエローベース/スプリング(春)
- イエローベース/オータム(秋)
- ブルーベース/サマー(夏)
- ブルーベース/ウィンター(冬)
「イエベ」「ブルべ」ってよく聞きますが、これは「イエローベース」「ブルーベース」の略です。
自分の色を「イエベ春」「ブルべ夏」といったように、ベース+季節で表現することが多いんですが、季節がわかっているならベースは言う必要はありません。単純な話で、夏冬ならブルべで、春秋ならイエベだからです。
「ブルべ夏」という言い方があるおかげで、セルフ診断で「イエベ夏」「ブルべ秋」と言っちゃう人もいたりして…。もちろん、こんな分類は存在しません。でも「私は夏」だけ言っても、何の話!?ってなるもんね。難しい。
診断は何をするの?時間は?金額は?
経験談なので一例として見てね
診断の流れは、
- 化粧を落とし、メガネをしていれば外す
(コンタクトはカラコンなら外す) - 好みの色・ファッション・雰囲気を伝える
- 120色あるドレープ(布)を顔の下に当て続けて診断
- 診断結果と、得意な色(約30色)の説明
- 経験のない色があれば、アドバイスをもらう
お店によっては「着ていく洋服の色」が指定されるので、確認してください
アナログなやり方ですよね。
でも、びっくりすると思います。ただ顔の下に布を当てるだけで、「明るくなった!」「血色がよくなった!」と思うのもあれば、「もう当てないで…」「一気に老けた…」っていう色も出てくるんです。不思議でした。
所要時間は1時間~1時間半、
料金は平均1万円前後です。
「似合う色を見てもらうだけで、1万円も?」と思う人もいるかも?いやこれ、安いんです。あとで診断の価値がどんどんわかってきますから…。
色を変えたら、ここまで印象が変わった…
似合わない色で人生損してたー
実際に診断の前後で、
- どのように服の色を変えて
- どれくらい見え方が変わったのか
を写真で説明しますね。
比較用に撮ったものじゃないので、撮影条件などは大目に見てください。すみません…
セルフ診断は、イエベ秋だった
くすみまくってますw
好きな色は青、紫、薄いピンクなどの寒色系。でも童顔なので、「子供っぽくなる」パステルカラーを避けてました。セルフ診断をすると、いつもイエベ秋だったので、自然とくすんだ色味を買うように。
メイクは基本的にオレンジでした。チーク、アイシャドウ、リップもオレンジ系。いま思うと恐ろしいです。
プロ診断をしようと思ったきっかけは、「くすみピンク」があまりにも似合わないこと。
右の写真、ものすごい肌が黒く見えますが、撮影時期はどちらも同じです。なぜか「蛍光ピンク」や「くすみピンク」を着ると、友人に「肌焼いたの?」って聞かれてたんですよ。鏡で見て「うわ、なんかすごい肌黒くなるじゃん!」と気づいて、診断をしようって思ったんですね。
なぜ「イエベ秋」と出たのか?おそらく、部屋のライトがオレンジっぽいから。髪や瞳がライトの影響を受けたのかなぁと思います…。
プロ診断は、ブルべ夏だった
生まれ変わりましたw
真逆の「ブルべ夏」という診断でしたが、首がもげるくらい納得しました。
ドレープ(布)を当てていくと、一目瞭然。圧倒的に「パステルカラー」が顔を明るくしていました。診断は1時間と言われていたのに、私の場合は20分ですぐに答えが出ました。お店の方は「わかりやすすぎます!」と。
「パステルカラーなんて、みんな明るくなるんじゃ?」と思って聞いてみたんですが、「明るさのおかげで逆に顔がくすんで汚く見える」人も多いのだとか。本当に不思議です。
私はイエベ秋のくすんだ色を当てると、信じられないくらい老けました。今まで身に着けていたと思うと、本当にもったいなかった。
似合う色がわかって変えたもの
診断を終えたその足で、コスメと洋服を買いに行きました。
これがもう、楽しくて。楽しくて。「やばい、似合うぞ」「顔が白く見えるぞ」「雰囲気が全然違う…!!!」って。
コスメは…
- 紫色のトーンアップ下地
- これまでより明るいファンデーション
- 青みピンクのチーク、口紅
- 紫、ピンク、白、青のアイシャドウパレット
- パステルカラーのマニキュア など
大量買い。洋服は、パステルカラー・シャーベットカラーを中心に買い漁りました。
色が変わるだけで、やっぱり品物も全然違う。明るい色にしたことで、ふわっと華やかな洋服が増えました。
パーソナルカラーを知り、取り入れたことによって
- 肌が明るく見える
- 垢ぬけて見える
- すべての買い物が楽になった
- 美容室で髪の色を決めるのが簡単になった
この4点をものすごい実感しています。
特に買い物では、「買ったのに似合わなかった…」という無駄がなくなりました。
よく「パーソナルカラー診断の色に縛られるな!好きな色を着よう!」という人がいます。私ももちろん賛成です。自分が1番テンションの上がる格好でいるべきです。
でも「似合う色」が気持ちを高めてくれるのも事実。私はもともと寒色が好きでしたが、余計好きになりました。個人的な意見ですが「似合う」のがうれしくて、好きな色も変わってくるんじゃないかと思いますよ。
おわりに
あつくるしくてすみませんw
パーソナルカラー、プロ診断の良さ、伝わりましたでしょうか。
私は出版社で5年雑誌を作っていたので、「色の重要性」については熟知しているつもりでいました。診断を受けるまでは…。
でもこの感動体験のおかげで、さらに色について興味を持つようになり、いまでは色彩検定の勉強をしているくらいです。
これを読んでくださった皆さんにも、ぜひ色の力、色が顔の印象に与える影響について「身を持って体験してほしい」って心から思います。「やってよかった…」と思うはずです!
パーソナルカラー診断をしているお店は、全国にたくさんあります。最寄りの店舗を調べて、行ってみてくださいね。
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